2012年5月18日金曜日

心を見つめるとは

(「瞑想のすすめ」ランチュアン イントラカムヘン尼著、訳tammashart:より)

心を見つめるとは、
心の中に生じる感情を観察する事

心が何を感じているのか、
涼しいと感じたら、それは涼しいという感情が生まれたのです。
それが心の自然な状態です。

それでは、暑かったり寒かったりは、何から生じるのでしょう。
或いは、痛い、苦しい、興奮、喜び等は、何から生まれるのでしょう。

何が、そういった感情を起こさせるのかを辿って行くと、
それは、「考え」から生まれているのが分かります。

浮かんだ考えは頭の中を駆け巡っています。
その考えが正しければ、心は清々しく、
その考えが間違っていれば、心は憂鬱になります。

だから、心に付いて学ぼうと思う時、何も見えず、何をどう学んで良いか分からないのです。

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