「充実感こそ最高の財産」(P83)より
精進(viriya)とは
お釈迦様は、常に「瞬間を失ってはいけません」とおっしゃいました。
パーリ語で「Khanaṃ mā vo upaccagā」と言います。
これが、精進の本当の意味です。
精進とは、歯を食い縛って、只、闇雲に頑張ると言う事では、ありません。
常に、目覚めている事を言うのです。
ヴィパッサナー冥想を実践する時、この精進の力は絶対に欠かせ無い条件の1つです。
身体と心に現れて来る一つ一つの現象を、逃がさず明確に確認する事、
これが仏教で言う「精進」なのです。
中略
お釈迦様が言いました。
「この1秒、この1分で、やるべき事をやっておきなさい」と。
これが、仏教でいう「精進」です。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。