冥想のルールは、(1)実況中継、(2)スローモーション、(3)感覚を感じる
冥想とは、実況中継。実況中継が冥想。
足がしびれたり、カラダが痛くなったら、放っておく。
この放っておく事が、悟りへのパスワード。
傷みも無常である。事を観察出来る。
(初心者指導にて)
≪所感≫
放っておくとは、捨の実践と言う事。
主観的な思考、妄想、Papañca(捏造)を捨てて、集中して、ありのままの心と身体を観察して、真理(苦、無常、無我)を発見(智慧)する事。
観察とは、
物事の状態や、変化を、当事者では無く、第三者の立場から、客観的に、冷静に、注意深く、見て、調べる。事。
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いとも簡単に悟れる。
でも人は自分の希望願望を作って、それを追い求める。
結局、
人の話を聞かないんです。
仏教の世界で冥想している人は多いが、結果はない。
なぜか?
何があっても一切放っておきなさい、と言ってもそれができない。
悟りを「求めてる」から放っておけない。
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「見解とは全部実体論であり、無常論ではないので、見解が生まれっぱなしになるとその人はそれで満足し、誤解して堕落するのです。
一切の見解を捨てることが第一番目の悟りなのに、その反対方向に走ることになるのです」
(書籍:ブッダの実践心理学 縁起の分析)
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